地域で高齢者を支える社会イノベーションに関する研究

2016年11月7日 | 神戸 – WHO神戸センターは「健康な高齢化を支える地域レベルの社会イノベーションに関する研究(Community-based social innovations for healthy ageing (CBSI) )」を開始します。

世界規模で高齢化が進行する中、高齢社会に対応する統合的な保健・社会サービスの整備は急務であり、特に地域レベルでの整備の重要性が指摘されています。本研究では、高齢者の暮らしや健康を改善するため、現在、世界各地で実施されている地域レベルでのケアやサポートサービスの中から先進的なモデルを検討していきます。本研究はRAND Europe社(英国・ケンブリッジ)との共同研究として実施されます。

ついては、「健康な高齢化を支える地域レベルの社会イノベーションに関する研究」の対象となる事例を公募します。詳細は関心表明 (Expression of Interest – EOI) 公募案内をご覧ください。

世界薬剤耐性(AMR)啓発週間

今週(11月14日から20日)はWorld Antibiotic Awareness Week(世界薬剤耐性(AMR)啓発週間)です。世界が直面する薬剤耐性(AMR)の脅威について知りましょう。抗生剤などの抗微生物薬を服用するときには、適切な薬剤を必要な場合にのみ、適切な量・期間使用することが重要です。世界中で一般市民をはじめ、医療関係者、政策立案者、農業部門が協調して取り組み、薬剤耐性(AMR)の出現と広がりを最小限にするための努力することが必要です。

WHO本部サイトから

WHO国際統計分類第 11 版(ICD-11)改訂にむけて

今年10月、疾病及び関連保健問題の国際統計分類(International Statistical Classification of Diseases and Related Health Problems, or ICD-11(国際統計分類))第 11 版改訂会議「ICD-11 改訂会議:保健医療情報の新時代」とWHO国際統計分類(WHO Family of International Classifications(WHO-FIC)) ネットワーク年次会議(2016)が東京で開催されました。

「ICD-11 改訂会議:保健医療情報の新時代」で、アレックス・ロスWHO神戸センター所長が講演し、高齢者の機能・健康状態を総合的にモニターしていくためには国際生活機能分類や国際統計分類、その他の指標をうまく統合して使用していくことの重要性を訴えました。

マーガレット・チャンWHO事務局長は「医療、疫学、公衆衛生の各分野に最先端の統計ツールを提供することは、歴史的にも意義深く、大きなチャンスです。詳細で、正確で比較検討に適したデータは何をするにも基礎となるからです」と開会の辞を述べました。

国際高齢者デー(10月1日)

10月1日は国連が設ける「国際高齢者デー」です。
WHOは他の国連機関やWHO加盟国、NGOと協力し「人口高齢化」と高齢化がもたらす「機会」について、世界中の多くの皆さんに今一度考えてもらうように働きかけています。また、長寿がもたらす貴重な「機会」を十分に生かす社会を作っていくために、国際社会が協調しながら政策を改革していく必要性を訴えています。

“エイジズム(年齢差別)に立ち向かおう”

2016年の「国際高齢者デー」のテーマは“エイジズム(年齢差別)に立ち向かおう”です。年齢差別とは年齢を理由に高齢者に対して否定的なステレオタイプや、差別、偏見を持つことです。年齢差別はいまや深刻な社会問題のひとつで、人々からさまざまな機会を奪い、場合によっては寿命を縮めることさえあるのです。2016年の第69回WHO総会で採択された「高齢化と健康のためのグローバル戦略・行動計画」ではWHOが多くのパートナーと協力して年齢差別に立ち向かうためのグローバル・キャンペーンを実施することが求められています。

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