都市部の健康観測所

2011年、WHOは公衆衛生の世界的優先課題についての保健統計を総覧できる国際健康観測所を立ち上げました。「都市部の健康」については、WHO神戸センターが45カ国にわたる16の指標に関するデータを発表しています。世界の情勢・傾向、グラフ、地図、各国の概要に関するデータが報告されています。

WHO神戸センターは、現在の観測所の領域ならびに内容を拡張すべく、パートナー機関と協働して取り組んでいます。観測状況の更新をもって、データ、リサーチ、情報のワンストップショップを目指すとともに、都市保健に携わる関係者の成果を蓄える宝庫になるよう努めています。


データセット

現在、信頼性があり比較可能な多国間データの分析に焦点を当てています。主なに用いているデータは次のとおりです。

1. 人口統計と健康調査 (DHS)
DHSデータは、人口統計、母子保健、さらには、HIV・マラリアといった特定疾患に着目しています。90を超える国々において260に及ぶ調査から集積されたデータは、正確かつ代表的であるとの評価を得ています。このデータセットは、請求に応じて一般に公開されています。

2. 世界保健調査 (WHS)
WHSは2002~2003年に実施され、その調査内容は広くさまざまな公衆衛生の優先課題を網羅しています。この調査は、70カ国から得られた比較可能かつ信頼性のある基本的な都市部の健康情報を提供しています。データセットは、請求に応じて一般に公開されています。

3.  世界精神保健(WMH)調査
WMH調査は、28カ国の精神、薬物、行動障害の有病率と関連要因に関する国際比較情報を提供しています。いくつかの都市に関する情報は入手可能ですが、データへのアクセスには制限があり、当該国や国際的な関係当局の認可が必要です。

4. 世界的高齢化と成人の健康に関するWHO調査 (SAGE)
SAGEは、成人人口と高齢化プロセスの健康と福祉に関する総合的情報をまとめた経時的調査プログラムです。この調査は、中国、ガーナ、インド、メキシコ、ロシア、南アフリカの6カ国で実施されました。請求に応じ、データへのアクセスは可能です。

お問い合わせ

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神戸市中央区脇浜海岸通1-5-1
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