WKCフォーラム: 高齢者のためのイノベーション ~アドヒアランス向上のために: 薬剤治療と食事療法
2014年10月1日 (水)

10月1日は、国連の定める 国際高齢者デーです。この日を記念して、WHO神戸センター (WKC) は 神戸にて、公開フォーラム 「高齢者のためのイノベーション ~アドヒアランス向上のために: 薬剤治療と食事療法~」 を開催します。

従来、医療における患者の療養行動は、「医療者からの指示に患者がどの程度忠実に従うか」というコンプライアンス概念のもと、受身の立場で評価されてきました。しかし、治療の過程では、服薬、食生活の改善、生活習慣の修正など、患者と医療者が相互に合意した治療方針に患者自身が主体的に参加する必要性が重視されるようになってきました。この概念をアドヒアランスと呼びます。アドヒアランスは、治療を成功に導く第一の決定要因です。

今回のフォーラムでは、老年学、薬学、栄養学の分野から専門家を迎え、高齢者の健康に寄与するアドヒアランス向上についての講演、ならびに、参加者からの質疑に応じる形式での活発な討議を展開します。

「WHOグローバルフォーラム: 高齢者のためのイノベーション」 レポート

2013年、世界保健機関(WHO) は、リソースの限られた状況にある高齢者のニーズに応えるために、フルーガル・イノベーションを用いた対応策について協議すべく、幅広い関係者との情報・意見交換の機会提供を目的に「グローバルフォーラム: 高齢者のためのイノベーション」を組織、開催しました。

2013年12月10日~12日、神戸市にて3日間の日程で開催されたグローバルフォーラムには、21ヶ国から170名を超える参加者が出席、以下の開催目的について活発な討議が展開されました: 高齢者のための技術的・社会的イノベーションに関する情報、主な実践例からの教訓、保健制度の研究についての意見交換; 成功事例からの知見や解決策ならびにイノベーションの向上についての発表; 今後、WHOとそのパートナーが高齢者のためのイノベーションを支援する上での主要な優先課題の特定。

本レポートは、グローバルフォーラムでのプレゼンテーション、討議、そして、結論をまとめたものです。

都市部における健康の公平性評価・対応ツール(アーバンハート)の改訂

世界の都市人口は2000年に比べ10億人以上増加しています。この増加のうちの9割は開発途上国で進行しました。2050年までには約64億人が都市部に居住し、そのうち約20億人がスラムに居住すると予測されています。都市部では、富や健康、資源へのアクセスにおける不公平が引き続き重要課題となります。

今日までWHO神戸センターは、『都市部における健康の公平性評価・対応ツール(アーバンハート)』の実用化のために世界40カ国の都市と協力してきました。またアーバンハートの実用化事例の記録も進め、2014年にはそれらをもとにした二つの論文を発表しました。

現在、WHO神戸センターはアーバンハートを実施した各都市のフィードバック、専門家からの提言および第三者評価をもとにしたアーバンハートの改訂に取り組んでいます。そのために、WHO神戸センターは、これまで何らかの形でアーバンハートを使用したことのある人や団体からの意見や提言を募っています。

IFA第12回高齢化に関する世界会議
2014年6月10日~13日 インド・ハイデラバード

2014年6月10日~13日、インド・ハイデラバードにて、世界高齢者団体連盟 (IFA) が「健康・保障・コミュニティー」をテーマに、第12回目を数える世界会議を開催しました。

49カ国から300名余りが参加した会議では、高齢者の権利、非感染性疾患、加齢に伴う障害、介護の質とその基準、所得保障、労働参加、高齢者にやさしい都市・コミュニティー、介護におけるイノベーションなど、関連する議題についての討議、ならびに、取り組むべき課題に対しての提言が行われました。

会期中の6月12日、WHO神戸センターは、「高齢者のためのイノベーション推進:アジア8カ国ににおける高齢者のための医療・補助機器のニーズに関するWHO委託研究の結果から」と題し、シンポジウムを主催しました。また、全体会議においては、WHO神戸センター所長が高齢者のワクチン利用について発表しました。




WHOの名称及びロゴマークの不正使用に対する警告

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8億2800万世界の都市居住者のうち、8億2800万人がスラム( 非正規居住区)に暮らしています。

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